無駄巣からミツロウクリーム作り

つむぎ養蜂園のミツバチの巣箱に大きめの無駄巣ができていました。

手のひらよりちょっと大きいくらいのサイズ。

こちらを原料にミツロウを精製し、ミツロウクリームを作ることにしました。

アルミ鍋を買ってきて実験開始です!

※ミツロウを溶かすと鍋にこびりついてしまうので、専用の鍋を用意して使いましょう。

ティファールでお湯を沸かして無駄巣にかけたらすぐに溶けました!

ミツロウは65度前後で溶けるそうです。

完全に溶けた無駄巣です。

 

本当はゴミを取るためにネットにに入れてから煮たほうがいいといろいろなサイトで書いてあったのですが、

新しい無駄巣だったから幼虫も入ってないしゴミも出ないだろうと思いそのまま煮たら

結構不純物のカスみたいのが出てしまいました。次は細かい目のネットに入れようと思います。

意外だったのは、無駄巣を煮るとなんとも言えないにおいがすることです。表現が難しいですが、動物性っぽいにおい?そこまで臭いわけではないですが、いい匂いっていうのとも違う感じです。

 

鍋を冷やしたら表面にミツロウが浮いてきました。

 

ミツロウをとった後の水。黄色っぽいですね。

これは排水溝に流すと取り切れていないミツロウが固まって下水が詰まる危険があるのでNGです。

私は冷ましてから庭の畑に撒きました。

固まったミツロウです。

これを湯煎にかけて溶かしていきます。

だんだん液体になっていくミツロウ。
コーヒーフィルターで濾しました。
これはちょっと細かすぎて、濾される前に固まり詰まったので、もう少し目が荒いネットなどを使うと良いです。
鍋にこびりついてなかなか取れない不純物。
荒く削ぎ取ったあとに、
直火でちょっとあぶってミツロウを溶かし(ミツロウ直火はよくないのですが、掃除する時なら良いかと)
熱いうちにティッシュで拭き取ると、鍋の汚れはまあまあましになります。
全て取るのは難しいのでやっぱり専用の鍋にするのが良いです。

 

約10gのミツロウがとれました♪

ミツロウだけだと硬くて肌に塗るのは難しいです。
そのため、ミツロウクリームを作るときは植物性オイルと混ぜます。

ホホバオイルとアルミケースを買ってきました。

湯煎にかけてミツロウとホホバオイルを溶かします。ここにラベンダーオイルを数滴入れました。

アルミカップに流し込んで、

冷蔵庫で1時間ほど冷やしたら完成!

とても楽しい作業でした。

使用感もとても良いです。

これでミツロウクリーム作りは一通りできたので、ワークショップやミツロウクリーム作りキットなどの開発のために今後生かしていこうと思います♪

作り方はこちらを参考にしました。

 

皆様もぜひ作ってみてください♪

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